Q&A
家庭や職場で良いコーヒーを飲むために
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おいしいコーヒーを飲むために
生豆・産地・農園
生豆の格付けとは?
コーヒー生産国では消費国に輸出するために生豆の品質、等級を決めています。例えば、中米ではグァテマラの「SHB」、コスタリカの「HG」、メキシコの「AL」などは生産地の高度・標高で格付けされています。コロンビアでは等級を豆のサイズで「スプレモ」と「エキセルソ」の2種に格付けしています。アフリカ・ケニアやタンザニアでは最高級のグレードを「AA」のアルファベット順に付けています。また、ブラジルはNo2、モカ・マタリはNo9,ブルーマウンテンはNo1が各生産国で最高級であることをナンバーで表示しています。
1982年に設立された「アメリカスペシャルティコーヒー協会」によって消費国側の評価基準が作られてコーヒーの世界が急速に変化しています。
おいしいコーヒーの淹れかた
ペーパードリップでおいしいコーヒーを淹れるコツとは?
ペーパードリップは簡便性でよく使われている器具ですがコーヒーの鮮度が悪いと味に影響を出す器具に変身します。コーヒーの味をストレートに出すためにまず、良質な生豆を使い、適正に焙煎されたコーヒーの中から好みの味・銘柄を新鮮なうちに飲める分量を豆で購入することが基本です。
新鮮なコーヒーに適した濾紙、ドリッパーなどの器具や抽出ポットなどの道具を使い、飲む直前に使う分をミルで中挽き~中粗挽きに挽いて自然水(水道水)を沸騰させて83度前後の適温まで下げて1投目~ムラシをていねいに行うことです。
2投目以降は湯が落ちきる前に抽出ポットを近づけて粉の中心から外側に注いでいき、人数分の量が抽出されるまで数回繰り返す。
抽出の時間が長いと味が濃くなり、時間が短いと味が薄くなるので自分のリズムを見つけて、いつも好みの味を作れるようになることです。
焙煎度(浅煎り~深煎り)や湯温(高温~低温)、挽き方(細挽き~粗挽き)、湯の太さ(細い~太い)などで味わいが変化します。慣れたら自分の好みの味でコーヒーを楽しむことが出来ます。
アレンジコーヒーの作りかた
おいしいアイスコーヒーを作るコツとは?
氷で急速冷却で作る方法や水に漬け込んで作る水出しコーヒーがありますがここでは氷で急冷する作りかたのコツを説明します。香り高くブラックで飲むと甘みを感じる作りかたは、新鮮な深煎りのコーヒー豆を細く挽き、少し高めの88度前後の湯をなるだけ細く出して濃く抽出し、氷を多めに入れたグラスにコーヒーを一気に注ぎ攪拌すればおいしいアイスコーヒーが出来上がり。
アイスコーヒーに入れるシロップもミキサーがあれば簡単に作れます。先に水道水320ccを注ぎ、グラニュー糖500gを数回に分けて入れて4~5分攪拌した後、透明になればシロップが出来上がります。冷蔵庫に入れて保管すればひと夏は使用できます。